絵本ワークショップ "ウィンメルブックの世界を旅しよう"
1月13日(土)
|Casa de pano
実在する場所が絵本に描かれているという面白さと、文字がないので親子が同じ様に楽しめる、そんな楽しさをたくさんの方に楽しんでいただける様に、この度ウィンメルブックの奥深さや触れ合い方を体験できるワークショップを開催いたします! 詳細はリンク先ページにて
日時・場所
2024年1月13日 10:00
Casa de pano , 神奈川県鎌倉市
イベント
鎌倉ウィンメルブックを企画・制作しているセノアトリエの妹尾和乃さんをお招きし、ワークショップを開催いたします。
ウィンメルブックとは、ドイツやスイスなどのドイツ語圏で親しまれている、文字のない、絵だけの大型絵本です。幼稚園、工事現場、空港、架空の世界から実在の街に至るまで、子ども達の好奇心をかき立てる場所が舞台となり、個性豊かなキャラクター達(登場人物)が思い思いの生活を送る様子が、まるで現実と空想の合間を縫うようにページいっぱいに描かれています。
これらの絵本が面白いのは、登場人物を追っていくとそこに様々な物語が見えてくる所。子どもたちはそれを見つけて楽しんだり、はたまた自分だけの物語を作っても構いません。ウィンメルブックはそんな子どもたちの想像力を引き出すためのツールです。
この絵本は子どもの自律心や自尊心を大切に育て、何より自分の意思や考えを発言できる大人に育てようとするドイツ語圏の教育観のもと、長年愛されてきました。
スイスで子育てをしていた妹尾さんとウィンメルブックの出会いは、今から約10年前。チューリッヒの動物園にお子さんと一緒に行った帰り際、お土産ショップで見つけた動物園のウィンメルブックでした。ふと絵本をめくると描かれていたのは今しがた歩いたばかりの場所。子ども達とみた動物や、一緒に遊んだアスレチックなど、動物園での思い出が思わず甦るような絵本に一瞬で惹かれたそうです。
実在する場所が絵本に描かれているという面白さと、文字がないので親子が同じ様に楽しめる、そんな楽しさをたくさんの方に楽しんでいただける様に、この度ウィンメルブックの奥深さや触れ合い方を体験できるワークショップを開催いたします!
本プログラムは、みんなで遊ぶ楽しいゲームに始まり、鎌倉ウィンメルブックをめくるごとに変化する情景を楽しんだり、登場人物を追って物語を想像したり、スイスの幼稚園で日常的に楽しまれている演劇というワークを参考に、色とりどりの布や小道具で新たな登場人物になりきったり、様々な角度から物語をつくったり想像してみるワークショップです。ワークショップ後にはティータイムを設け、皆さまにはドイツやスイスのWIMMELBUCHやおもちゃを楽しんでいただける場もご用意いたします。
ただただ気の赴くままに絵を眺め、語らい合い、絵本に広がる世界を楽しむ、という新しい絵本との触れ合い方、ぜひ親子で体験してみませんか?